107G20

死後経過時間の推定に用いられるのはどれか。
溢血点
血液凝固
瘢痕収縮
直腸内温度
膀胱内尿量

解答: d

107G20の解説

a 106E13で出題があるように、溢血点は時間推定ではなく死因推定に用いられる。
b 通常の死体では血液が凝固しているが、急死の場合には流動性血液がみられる。ゆえに死因推定に有用といえる。
c 創傷の治癒過程であり、死体にはみられない。
d 正しい。死後10時間後までは1℃/時、それ以降は0.5℃/時の速度で体温が低下する。このことを利用し、死後経過時間を推定できる。
e 貯留している尿量から死後経過時間を推定するのは困難。

正答率:95%

テーマ:死後経過時間の推定に用いられるもの

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