107F27

症状緩和のためにまず提案すべき治療はどれか。
心嚢穿刺
人工呼吸器の装着
気管支拡張薬の投与
抗癌化学療法の再開
アルブミン製剤の投与

解答: a

107F27の解説

a 正しい。心嚢水を除去すれば症状の緩和が期待される。
b 自発呼吸は保たれており、人工呼吸器は不要である。
c 気管支狭窄が呼吸困難の原因なわけではない。
d 本人の希望で中止した治療であり、再開は難しい。また、抗癌化学療法を行えば急速に心嚢水貯留が改善されるわけではない。
e 栄養不良によりアルブミン値の低下が見られているも、これを補正しても急速に心嚢水貯留が改善されるわけではない。

正答率:89%

テーマ:【長文2/2】息切れを主訴に来院した大腸癌患者の病状緩和のために行う治療

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