107C22

60歳の男性。心肺停止状態で家族の車で運ばれてきた。家族によると、「先ほどの地震で物が落ちて来て頭に当たって倒れた」という。右側頭部に約10cmの挫創があり、頭蓋骨が陥没している。死斑と死後硬直があり、心肺停止後数時間が経過していると考えられた。警察に届けなければならないと家族に説明した。
届出の根拠となる法律はどれか。
医師法
医療法
刑事訴訟法
死体解剖保存法
災害対策基本法

解答: a

107C22の解説

他殺の可能性もあり、『医師法』第21条に基づき、24時間以内に警察へ届出をすべきである。臨床問題で出題する意味をあまり感じない問題である。
a~e 以上より、aの医師法が正しい。

正答率:86%

テーマ:外因死の遺体を見た際に警察に届け出ることを定める法律

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