107B37

生体機能検査について正しいのはどれか。2つ選べ
Holter心電図は安静にして測定する。
レニン分泌刺激試験は立位のままで行う。
排尿障害の患者では残尿量測定が必要である。
ポリソムノグラフィには脳波測定も含まれる。
糖尿病の診断には経口グルコース負荷試験でのCペプチド測定が必要である。

解答: c,d

107B37の解説

a Holter心電図は日常生活の中で記録を行うものであり、安静は必要ない。
b 日本語がよく分からない選択肢。レニン分泌刺激試験ではフロセミドを静注後、2時間ほど立位を維持させる。その点からは本選択肢は正しいこととなる。が、レニン測定のための採血は座位にて行うわけであり、「立位のまま」という表現からは×にしてくれ、という意図なのであろう。良問とはいいがたい。
c 正しい。下腹部に超音波をあて、残尿量を調べることができる。
d 正しい。ポリソムノグラフィは脳波測定・眼球運動検査・心電図検査・酸素飽和度測定、などを総合的に行う検査である
e 糖尿病の診断には経口グルコース負荷試験での血糖測定が必要。Cペプチドはインスリン分泌能の指標である。

正答率:68%

テーマ:生体機能検査について

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