106H38

次に行うべき検査として適切なのはどれか。
心エコー検査
喀痰Gram染色
スパイロメトリ
胸部高分解能CT
心筋シンチグラフイ

解答: a

106H38の解説

a 正しい。心エコーにて心収縮能や壁運動、弁膜症の評価を行う。
b 呼吸器感染症を疑う際に行う検査である。
c COPDや喘息で行う検査である。
d 胸部高分解能CTでは肺水腫の存在を指摘することはできる。しかし、今問題となっているのは心不全だ。心機能を評価することが優先されるため、「次に行うべき」検査とは言い難い。
e 心筋シンチグラフィは虚血性心疾患を疑う際に行う。心エコーを行い虚血性心疾患を疑う場合には状態の改善を待ってから行うことはあれど、急性期の今行うべき検査ではない。

正答率:80%

テーマ:【長文2/2】心不全症状合併を疑う患者に行うべき検査

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