106H15

成人の口腔内を舌圧子とペンライトとを用いて診察する際、視認できるのはどれか。
喉頭蓋
甲状腺
舌小帯
咽頭扁桃
耳管咽頭口

解答: c

106H15の解説

それぞれの選択肢の位置をしっかりと把握している必要がある。
a 喉頭蓋は喉頭鏡で喉頭展開するか喉頭ファイバーを用いなければ見ることはできない。
b 甲状腺の診察は頸部の皮膚からの視診や触診で行う。直接見えないのでエコーなどで確認する。
c 正しい。舌を口蓋につけるように持ち上げたときに正中に見える膜様の部位である。
d アデノイドのことである。鼻腔の奥、上咽頭にあり観察できない。小児でも「アデノイド肥大」と言われて受診したもので口腔から観察できるのは口蓋扁桃であることが多い。
e 中耳から上咽頭へ通ずる部分である。上咽頭は見ることはできない。
112E26で再度出題されることとなる。

正答率:74%

テーマ:舌圧子とペンライトで診察する際に視認できる部位

フォーラムへ投稿

関連トピック

なし