40歳の男性。会社員。本人からの申し出に応じて、産業医として面接指導を行った。最近の1か月は興味を持てることがほとんどなく、真夜中に目が覚めたり、決断するのが難しいと感じたりする日が続いているという。こうした状態であるため、同僚や家族に負担をかけていると感じている。労務担当者からの情報では、最近は特に忙しく、時間外・休日労働時間が1月当たり100時間を超えているという。
産業医の対応として正しいのはどれか。2つ選べ。
本人を休職させる。
専門医療機関への受診を本人に勧める。
「しばらくこのままで様子をみましょう」と本人に伝える。
うつ病であると事業者に伝える。
労働時間の短縮の必要性を事業者に伝える。