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106F3
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心音のIII音について正しいのはどれか。
a
低調な音である。
b
座位で増強する。
c
収縮期に聴取する。
d
大動脈弁領域で聴取しやすい。
e
小児で聴取すれば病的である。
解答: a
106F3の解説
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III音は圧負荷に伴う過剰音である。健常若年者には存在することがあるが、中年以降で聴取されたケースでは原則として心不全を考える。
a 正しい。低調な音のため、ベル型の聴診器で聴取する。
b 心尖部に聴取されやすい音であるため、左側臥位で増強する。
c III音とは左室に流入する血流の音である。ゆえに拡張期に聴取される。
d bに示したように、心尖部領域で聴取しやすい。
e 小児では聴取されても生理的なことがある。
正答率:87%
テーマ:心音のIII音について
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