55歳の男性。左中大脳動脈領域の脳梗塞で2週前から入院中である。意識は清明。右片麻痺と失語症とが残存している。食欲はあり、臥位から座位になることがかろうじて自力でできるものの、車椅子やポータブルトイレへの移動には介助が必要である。患者本人はリハビリテーションに意欲的で、自宅での生活を希望している。妻と2人暮らしで、同じ町内には娘が暮らしている。
地域連携クリニカルパスに沿った対応はどれか。2つ選べ。
成年後見制度の利用を勧める。
特定機能病院への転院を勧める。
特別養護老人ホーム入所の手続きを行う。
医療ソーシャルワーカーとの面談を設定する。
回復期リハビリテーション病棟を有する病院に患者情報を提供する。