106B40

1歳の女児。発熱を主訴に来院した。2日前から咳と鼻汁とがみられ、昨日の夜から発熱を伴ったため受診した。10か月時に突発性発疹を罹患した際、けいれんがみられ、単純型熱性けいれんと診断された。体温39.0℃。脈拍116/分、整。呼吸数24/分。咽頭に著明な発赤を認める。口蓋扁桃は両側とも腫大しており、白苔が付着している。項部硬直を認めない。診察後、ベッドに仰臥していた患児が、突然けいれんし始めた。
対応として誤っているのはどれか。
患児の四肢の動きを観察する。
けいれんの持続時間を確認する。
患児の周囲にある物を取り除く。
患児の口の中に舌圧子を挿入する。
患児の顔が上を向いた状態を避ける。

解答: d

106B40の解説

発熱のある1歳女児である。10か月時に突発性発疹を罹患した際にけいれんがみられ、単純型熱性けいれんと診断されている。診察後、ベッドに仰臥していた際に突然けいれんを再発した。24時間以内や年5回以上であれば複雑型を考えるが、2か月後の発症であれば単純型でよいであろう。
a 全身性強直間代性けいれんの型をとる。
b 熱性けいれんであれば20分以内に治まる。
c 怪我の元になりそうなものは遠ざけるべきである。
d 誤り。咽頭に著明な発赤を認めており、けいれん時の舌圧子挿入は必要ない。
e 吐物の誤嚥を避ける上でも重要である。

テーマ:熱性けいれん

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