106A52
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70歳の女性。しばしば転ぶようになったことを主訴に来院した。1年前から、椅子から立ち上がったり車の後部座席から降りたりする際に尻もちをつくようになり、次第にその頻度が増加した。1か月前からしばしばむせるようになった。意識は清明。眼球運動は上下方向が制限されており、特に下方視で制限が著しい。入院後の患者の写真を別に示す。
この疾患で認められるのはどれか。
静止時振戦
腱反射の消失
線維束性収縮
頸筋の筋緊張亢進
筋緊張の著明な左右差