105H38

完治した後に注意しておくべき症状はどれか。
血尿
血便
喀血
吐血
鼻出血

解答: a

105H38の解説

溶連菌感染後約2週で糸球体腎炎を発症する可能性があるので注意を要する。
a 正しい。血尿は糸球体腎炎の症状である。
b 血便は腸管出血性大腸菌感染後の溶血性尿毒症症候群〈HUS〉などでみられる。
c 喀血は結核感染や気管支拡張症、アレルギー性気管支肺アスペルギルス症でみられる。
d 吐血はサイトメガロウイルス感染症後の胃腸炎などでみられる。
e 鼻出血は正常な小児にもみられるが、頻回であればOsler病やvon Willebrand病を考える。

正答率:91%

テーマ:【長文2/2】溶連菌感染後に注意すべき症状

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