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105E52
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30歳の初産婦。妊娠34週に子宮内胎児発育遅延のため入院した。児頭の発育は保たれている。妊娠36週に施行したノンストレステスト〈NST〉はnonreactiveである。
次に行うべき検査として適切なのはどれか。
a
羊水中L/S比
b
胎児心機能検査
c
胎児血液ガス分析
d
母体血中hCG測定
e
BPS 〈biophysical profile score〉
解答: e
105E52の解説
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子宮内胎児発育遅延を指摘されている30歳初産婦である。妊娠36週に施行したノンストレステスト〈NST〉はnonreactiveであり、BPS 〈biophysical profile score〉などによる、さらなる精査が必要である。
a 羊水中L/S比は肺成熟の評価に用いるが、妊娠週数から考えても現時点での検査は不要である。
b 胎児心機能検査だけでは胎児機能不全を評価することは難しい。
c 妊娠36週での胎児血液ガス分析は臍帯穿刺によって行う検査であり侵襲が高く、得られる所見も乏しい。
d 既に妊娠後期であり、母体血中hCG測定をする理由はない。
e 正しい。上記の通り。
正答率:91%
テーマ:胎児発育不全〈FGR〉の検査
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