104I76

28歳の初産婦。妊娠10週に1絨毛膜2羊膜双胎と診断された。妊娠28週に1児の羊水過多を指摘された。子宮収縮が5分おきにみられる。
対応として適切なのはどれか。
羊水造影
羊水除去
子宮血流計測
プロスタグランジンF2α投与
75g経口ブドウ糖負荷試験〈OGTT〉

解答: b

104I76の解説

妊娠28週であり、1絨毛膜2羊膜双胎と診断された28歳の初産婦である。1児の羊水過多を指摘されており、子宮収縮が5分おきにみられ切迫早産となっている。
a・c まずは切迫早産の対応をすべきであり検査の必要はない。
b 正しい。切迫早産に対し、羊水を除去することで子宮収縮を抑制する。
d プロスタグランディンF2αは陣痛を促進してしまうため投与してはならない。
e 羊水過多の原因に妊娠糖尿病があるが、原因検索よりも現状対応が優先される。

正答率:71%

テーマ:羊水過多症の対応

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