104I34

更年期のエストロゲン欠乏によって起こる症状・疾患の中で、最も早期に出現するのはどれか。2つ選べ
月経異常
骨粗鬆症
萎縮性腟炎
のぼせや発汗
不安や抑うつ

解答: a,d

104I34の解説

a 正しい。エストロゲン欠乏によって生理周期が不整となり、月経異常を生じる。
b エストロゲンの低下により、骨密度・塩量の減少がみられ、骨粗鬆症を生じるも経過は緩徐である。
c エストロゲン低下によって膣内pHを保てず萎縮性腟炎を生じるが、出現は遅い。
d 正しい。エストロゲン欠乏により自律神経障害がおこり、のぼせや発汗などの症状が出現する。
e 更年期による不安や抑うつ症状発症には個人差があり、早期に出現するとはいえない。

正答率:63%

テーマ:閉経後合併症において最も早期に出現するもの

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