104I14

眼科検査の写真を別に示す。
この検査が診断に有用な疾患はどれか。
斜視
白内障
糖尿病網膜症
網膜色素変性
加齢黄斑変性

解答: d

104I14の解説

写真はGoldmann視野計(動的視野測定)である。
a 眼位検査や眼球運動検査(ヘス赤緑試験)を行う。
b 細隙灯顕微鏡検査で診断する。徹照法を用いると観察しやすい。白内障が進むと視野障害を認めることがあるが、決まったパターンはない。
c 眼底検査や眼底造影検査が有用である。これも、進行すると視野障害を認めることがあるが、決まったパターンはない。
d 正しい。視細胞が障害される。特に桿体細胞が最初に障害されるため輪状暗点という特徴的な視野障害を認める。
e 歪視の主訴が多い。歪視の程度はアムスラーチャートという検査で判定するが、加齢黄斑変性症の診断はOCTや造影検査で行う。

正答率:66%

テーマ:Goldmann視野計が診断に有用な疾患

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