104G36

溶血性貧血でみられないのはどれか。
黄疸
胆石
脾腫
尿路結石
ヘモグロビン尿

解答: d

104G36の解説

a 赤血球中の間接ビリルビンが血中へ漏出し、黄疸をみる。
b 間接ビリルビンが肝で直接ビリルビンに変換され、胆汁中のビリルビン濃度が上昇する。これにより胆石をきたしやすくなる。
c 血管外溶血を呈するケースでは脾腫をみる。
d 誤り。ビリルビンは尿路結石を形成しない。
e 赤血球中のヘモグロビンが尿中へ漏出する。発作性夜間ヘモグロビン尿症〈PNH〉がよい例だ。

正答率:78%

テーマ:溶血性貧血の所見

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