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104F31
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内診で、子宮口は2cm開大、展退度40%、児頭の下降度はSP-2cm。未破水である。胎児心拍数陣痛図を別に示す。
対応として適切なのはどれか。
a
経過観察
b
陣痛促進
c
体位変換
d
帝王切開
e
羊水注入
解答: d
104F31の解説
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胎児心拍数陣痛図では遅発一過性徐脈を示しており、早急に帝王切開をするべきである。
a 胎児機能不全を見逃すわけにはいくまい。
b 子宮口は2cm開大、展退度40%、児頭の下降度はSP-2cmと子宮頸管は未熟であり、帝王切開が優先される。
c 体位変換では胎児機能不全への対応には及ばず、自然分娩経過中に胎児機能不全が進行する可能性もある。
d 正しい。上記の通り。
e 羊水注入は羊水減少症にて行うが、本例では不要である。
正答率:83%
テーマ:【長文2/2】常位胎盤早期剥離の治療
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