104F11

輸血で正しいのはどれか。
口頭での同意が必要である。
新鮮凍結血漿の適応は凝固因子の補充である。
白血球除去フィルターは輸血後GVHDを予防できる。
血小板数5万以下の場合は濃厚血小板輸血の適応である。
PCR法検査の導入以降、輸血後HIV感染症は認められていない。

解答: b

104F11の解説

a 書面での同意が必要である。
b 正しい。新鮮凍結血漿は凝固因子の補充を目的として利用する。
c 白血球除去フィルターでは輸血後GVHDを100%予防できない。放射線照射が有効。
d 血小板数が著減したケースでは濃厚血小板輸血が行われるも、5万といった絶対的な基準が定められているわけではない。
e PCR法検査の導入が1999年。これ以降、2003年に輸血後HIV感染症が報告された。

正答率:84%

テーマ:輸血の適応と注意点

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