104D5

食中毒で正しいのはどれか。
我が国ではブドウ球菌食中毒の患者数が最も多い。
サルモネラ食中毒の原因食品は生の魚介類が多い。
腸炎ビブリオ食中毒の潜伏期間は2~6時間である。
ボツリヌス食中毒の治療には抗菌薬を投与する。
ノロウイルスの消毒には次亜塩素酸ナトリウムが有効である。

解答: e

104D5の解説

a 患者数が最も多い病因物質はノロウイルスである。
b サルモネラ食中毒の原因食品は肉や卵、乳製品である。生の魚介類が原因となるのは腸炎ビブリオ。
c 腸炎ビブリオ食中毒の潜伏期間は半日~1日である。潜伏期間が数時間である食中毒として黄色ブドウ球菌が挙げられる。
d ボツリヌス食中毒の予防は食前加熱、治療は抗毒素血清投与である。
e 正しい。ノロウイルスの消毒にはアルコールは無効であるが、次亜塩素酸ナトリウムが有効である。

正答率:94%

テーマ:食中毒について

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