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104D4
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疾患と症状・検査所見の組合せで正しいのはどれか。
a
前置胎盤 --------- 有痛性の出血
b
頸管無力症 --------- 有痛性の子宮収縮
c
HELLP症候群 --------- 血小板数20万
d
Potter症候群 --------- 羊水指数〈AFI〉9cm
e
双胎間輸血症候群 --------- 羊水量不均衡
解答: e
104D4の解説
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a 前置胎盤では無痛性の外出血(警告出血)を生じる。
b 頸管無力症では外出血や子宮収縮を認めないにもかかわらず、子宮口が開大し胎胞が形成される。
c HELLP症候群は溶血性貧血〈Hemolytic anemia〉、肝逸脱酵素上昇〈Elevated Liver enzymes〉、血小板減少〈Low Platelet count〉の頭文字をとった病態である。
d Potter症候群では常染色体劣性多発性嚢胞腎〈ARPKD〉による腎低形成により、羊水過少を呈し、それによる四肢変形、肺低形成をみる。
e 正しい。双胎間輸血症候群では胎盤を共有するため血管が吻合し、一方の児(供血児)から他方の児(受血児)へ血流が移行することがあり羊水量が不均衡となる。
正答率:89%
テーマ:妊娠の異常とその所見ついての組合せ
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