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104D14
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小児急性中耳炎で正しいのはどれか。
2つ選べ
。
a
感冒罹患に続発する。
b
早期から抗菌薬を投与する。
c
5歳以上の小児では難治化しやすい。
d
最も多い起炎菌は黄色ブドウ球菌である。
e
保育所などでの集団生活は危険因子である。
解答: a,e
104D14の解説
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a 正しい。耳管を経由して感染が起こる。成人と比べて小児では、耳管が水平で短いため感染を起こしやすい。
b 自然軽快することが多いので、最初は抗菌薬は投与せずに3日ほど経過観察をする。炎症が強い場合はペニシリン系の抗菌薬が投与される。
c 耳管の解剖学的構造に加え、免疫学的な未熟さにより2歳未満児が難治性中耳炎になりやすいとされる。
d 肺炎球菌とインフルエンザ桿菌によるものが多い。ウイルス感染やウイルスと細菌の混合感染であることもある。
e 正しい。感染源曝露の機会が増えるため危険因子である。
正答率:74%
テーマ:急性中耳炎について
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