50歳の男性。定期健康診断のため会社の医務室で産業医の診察を受けた。かかりつけ医から、1日1回、朝食後に服用する降圧薬を処方されている。しかし残業で帰宅が遅く、起床時間も遅いために朝食をとる習慣がなく、服薬しない日が多い。診察時の血圧170/100 mmHg。
この患者の服薬状況を改善させるための発言として最も適切なのはどれか。
「残業を減らすよう会社側へ指示します」
「このままでは脳血管や心臓の発作を起こします」
「頭痛かめまいを感じるときは必ず飲んでください」
「毎日医務室に来て血圧を測り、血圧が高いときには必ず飲んでください」
「毎日規則的に服薬できる時間に変更可能かどうか、かかりつけ医に尋ねてください」