104B42

26歳の女性。看護師。両側頸部の皮疹を主訴に受診した。1年前から両側頸部に痒みを伴う帯状の紅色の皮疹が出現した。休暇中は軽快したが、仕事を再開すると再燃した。左側頸部の写真を別に示す。
診断に最も有用なのはどれか。
針反応
光線テスト
パッチテスト
プリックテスト
スクラッチテスト

解答: c

104B42の解説

写真からは聴診器の金属部分に一致した帯状の紅色皮疹がみられる。休暇中は(原因物質への曝露がなくなると)軽快しており、接触皮膚炎を考える。
a 針反応はBehçet病の検査。
b 光線テストは光線過敏症の検査。
c 正しい。パッチテストは接触皮膚炎(IV型アレルギー)の検査。
d・e プリックテスト、スクラッチテストはI型アレルギーの検査。

正答率:94%

テーマ:接触皮膚炎の診断に有用な検査

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