103H9

腹部診察で誤っているのはどれか。
視診で腹部の膨隆は腹水を疑う。
聴診で金属性雑音は腸管通過障害を疑う。
打診で鼓音部はガスが充満している。
触診は疼痛部から始める。
触診で反跳痛は腹膜刺激症状である。

解答: d

103H9の解説

a 腹部膨隆は腹水の存在が疑われる。
b 機械性イレウスの場合は腸雑音が亢進し金属性雑音を聴取する。
c 鼓音部はガスが充満している。
d 誤り。疼痛部は一番最後に行う。
e 反跳痛の他、筋性防御などを触診で確認する。

正答率:96%

テーマ:腹部診察の所見の解釈

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