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103C22
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3歳の女児。腹痛と嘔吐のため搬入された。5時間前に腹痛を訴え、無色透明な液を嘔吐した。その後次第に嘔吐が頻回となり、吐物は緑色となってきている。顔色は不良である。上腹部がやや膨満し、腸雑音は高調である。
まず行うのはどれか。
a
便の細菌培養
b
吐物のpH測定
c
腹部エックス線撮影
d
上部消化管内視鏡検査
e
上部消化管造影
解答: c
103C22の解説
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腸雑音は亢進しており、単純性イレウスの可能性も示唆される。
a 感染が疑われる際は行うがまず行う検査ではない。
b pH測定は臨床的意義に乏しい。
c 正しい。立位での撮影にてニボー〈niveau〉の確認や、free airの確認を行う。
d イレウスであった場合、送気により病態を悪化させる危険がある。
e まず行う検査ではない。
正答率:85%
テーマ:単純性腸閉塞(イレウス)の検査
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