103B49

33歳の初産婦。妊娠41週1日。子宮収縮の増強を主訴に入院した。胎児心拍数陣痛図を別に示す。
正しいのはどれか。2つ選べ
心拍数基線は正常範囲内である。
心拍数基線細変動は消失している。
一過性頻脈を認める。
早発一過性徐脈を認める。
遷延一過性徐脈を認める。

解答: a,e

103B49の解説

妊娠41週1日であり、子宮収縮が増強している33歳の初産婦である。胎児心拍数陣痛図にて遷延一過性徐脈を認めている。
a 正しい。心拍数基線は150bpm前後であり、正常範囲内にある。
b 心拍数基線細変動は存在している。
c 本例では一過性頻脈はみられない。
d 陣痛図からは早発一過性徐脈を確認できない。
e 正しい。上記の通り。

正答率:70%

テーマ:胎児心拍数陣痛図の所見

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