103B39

網赤血球増加がみられるのはどれか。2つ選べ。(編注:正答は3つあることが公表された。本DB上では3つ中どの2つを選択しても正答と扱われる)
サラセミア
血管性紫斑病
真性赤血球増加症
骨髄異形成症候群〈MDS〉
血栓性血小板減少性紫斑病〈TTP〉

解答: a,cまたはc,eまたはa,e

103B39の解説

a 正しい。サラセミアでは標的赤血球が出現し、血管外溶血をみる。これにより網赤血球が増加する。
b 血管性紫斑病は血管のトラブルであり、溶血はみない。
c 正しい。真性赤血球増加症は赤血球の産生亢進により網赤血球が増加する。
d 骨髄異形成症候群〈MDS〉は無効造血により網赤血球が減少する。
e 正しい。血栓性血小板減少性紫斑病〈TTP〉では赤血球破砕により溶血が起こり、網赤血球が増加する。
※出題時、2つ選ばせるタイプの問題であったが、厚労省より正答が3つあることが公表された。

正答率:69%

テーマ:網赤血球増加をみる疾患

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