102G62

入院後の胎児超音波検査所見として考えにくいのはどれか。
羊水量の減少
頭囲/腹囲比の高値
胎児呼吸様運動の消失
臍帯動脈RI〈resistance index〉の増加
中大脳動脈RI〈resistance index〉の増加

解答: e

102G62の解説

a・c 胎児発育不全により、羊水量は減少し、胎児呼吸様運動は消失する可能性がある。
b 喫煙は20本/日を8年間続けており、不均衡型の胎児発育不全が考えられるため、頭囲/腹囲比は高値となる。
d 胎児発育不全では末梢循環抵抗が増加しているため、臍帯動脈RI〈resistance index〉も増加する。
e 誤り。胎児心拍陣痛図ではreactiveであることから頭部への血流は保たれており、血管を広げるために中大脳動脈RI〈resistance index〉は減少している。

正答率:59%

テーマ:【長文2/3】予想される胎児超音波検査所見

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