102G38

広範な軟部組織の挫滅を伴う開放骨折の治療で適切なのはどれか。2つ選べ
創外固定
遊離植皮
人工骨移植
デブリドマン
プレート固定

解答: a,d

102G38の解説

開放骨折は基本的に汚染創として扱うため可及的速やかにデブリドマンを行わなければならず、そのgolden timeは6時間とされる。また、感染の可能性が高いため固定は基本的に創外固定である。
a 正しい。上記の通り。
b 創部に広範囲の上皮欠損があれば行うが骨折が安定し関節の可能性がなくなってからである。
c 骨の欠損や重篤な複雑骨折の場合に必要になることがあるが開放骨折だから行うというわけではない。
d 正しい。創部洗浄と不必要部位・壊死部位の切除を行う。
e 感染の可能性があるため最初は創外固定とし、感染の沈静後に改めて内固定を行う。

正答率:92%

テーマ:広範な軟部組織の挫滅を伴う開放骨折の治療

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