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102F20
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生後2週の新生児。噴水状の嘔吐を主訴に来院した。皮膚と舌とは乾燥し、大泉門の陥凹を認める。腹壁を通して胃の蠕動を認め、右腹部に腫瘤を触知する。
最初に行うべき画像検査はどれか。
a
腹部エックス線単純撮影
b
腹部超音波検査
c
腹部単純MRI
d
腹部単純CT
e
核医学検査
解答: b
102F20の解説
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噴水状嘔吐をみとめる生後2週の新生児である。皮膚と舌の乾燥、大泉門の陥凹より脱水症を生じている。胃蠕動は亢進しており、右腹部に腫瘤を触知することから、肥厚性幽門狭窄症の診断となる。
a 腹部エックス線単純撮影にてsingle bubble sign をみるが、最初に行うべき検査としては低侵襲度のものに譲る。
b 正しい。腹部超音波検査にて幽門筋の肥厚と幽門部の狭窄や doughnut sign をみる。
c~e 得られる所見が少なく、時間もかかり、侵襲度も高いため選ばれない。
正答率:94%
テーマ:肥厚性幽門狭窄症の画像検査
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