102A18

慢性副鼻腔炎でみられないのはどれか。
鼻閉
後鼻漏
頭重感
嗅覚障害
開口障害

解答: e

102A18の解説

慢性副鼻腔炎とは、いわゆる蓄膿症である。炎症が続くことで膿が副鼻腔内に貯留する。粘膜が浮腫を起こして腫脹したものを鼻茸という。
a 鼻茸や膿による鼻閉が生じる。
b 持続する後鼻漏がみられる。
c 鼻閉によって頭重感や頭痛、集中力の低下がみられることは多い。
d 鼻閉によって嗅覚障害が起こる。
e 誤り。扁桃周囲膿瘍や咽頭の炎症で認めることがあるが、慢性副鼻腔炎は鼻腔と副鼻腔の病変なので開口障害は起こらない。

正答率:96%

テーマ:慢性副鼻腔炎の症候

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