102A1

糖尿病合併妊娠について誤っているのはどれか。
妊娠初期は経口血糖降下薬で管理する。
妊娠初期の血糖コントロールが不良の場合は先天奇形の頻度が高い。
羊水過多症の合併頻度が増える。
分娩後はインスリン必要量が減少する。
新生児低血糖に注意する。

解答: a

102A1の解説

a 誤り。妊婦に対する経口血糖降下薬投与は禁忌である。
b 妊娠初期の血糖コントロールが不良の場合は、胎児の高血糖期間が長くなり、糖毒性による先天奇形の頻度が高くなる。
c 高血糖により羊水過多症を合併しやすくなる。
d 妊娠中は胎盤から分泌されるhPLによるインスリン抵抗性が亢進しているが、分娩後の胎盤娩出によりインスリン必要量は減少する。
e 胎児中にインスリン分泌が亢進しているため、出生後に低血糖をきたしやすくなる。

正答率:92%

テーマ:糖尿病合併妊娠について

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