101H49

48歳の女性。顔面の色素斑を主訴に来院した。幼少期から右頬部に色素斑があり、思春期から色調が濃くなってきた。色素斑の写真を別に示す。
処置として適切なのはどれか。
レーザー照射
外科的切除
赤外線照射
PUVA療法
遮光

解答: a

101H49の解説

中年女性の顔面の色素斑。幼少期から存在するとのことで母斑を考える。画像より、太田母斑の診断。
a 正しい。太田母斑の治療にはレーザー照射が有用。
b 良性変化であり、外科的切除までは不要。また、レーザーで取り切れる以上、あえて侵襲の強い外科的切除を行う意義にも乏しい。
c・d 赤外線・紫外線ともに本病態には無効。
e 日光過敏症ではないため、遮光も無効。

正答率:94%

テーマ:太田母斑への処置

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