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101H47
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出生直後の新生児。妊娠35週、帝王切開で出生した。胎児エコーで軽度の脳室拡大と腰仙部の腫瘤とを認めていた。患部の写真を別に示す。
この児で将来最も必要となるのはどれか。
a
言語訓練
b
嚥下訓練
c
排尿訓練
d
作業療法
e
生活技能訓練
解答: c
101H47の解説
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出生直後の新生児である。胎児エコーで軽度の脳室拡大と腰仙部の腫瘤とを認めており、患部の写真では欠損した皮膚から脊髄が脱出し腫瘤を形成していることから、髄膜瘤の診断となる。
a・b 髄膜瘤は脊椎の障害であり、脳実質は問題ない。
c 正しい。髄膜瘤では腫瘤形成部で二分脊椎をきたし、神経障害をみる。特に仙髄障害により膀胱直腸障害がみられることが多いため、早期に排尿訓練が必要となる。
d・e 腰部の脊椎障害であり上肢の運動に問題は起こらない。
正答率:92%
テーマ:脊髄髄膜瘤の患児に必要な訓練
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