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101G18
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1歳6か月の男児。喘鳴を主訴に来院した。3時間前にピーナッツを食べていて、急に咳込んだ。母親が背中を叩いたところ、小さなピーナッツの塊を吐きだして落ち着いた。1時間前から喘鳴が聞こえるようになった。
まず行うのはどれか。
a
咳嗽誘発
b
上腹部圧迫
c
胸部単純CT
d
気管支鏡検査
e
胸部エックス線撮影
解答: e
101G18の解説
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喘鳴を主訴とする1歳6か月の男児。母親が背中を叩いたところ、小さなピーナッツの塊を吐きだして落ち着いた。しかし1時間前から喘鳴が聞こえるようになったことから異物がまだ気道内に残存している可能性や誤嚥性肺炎を来している可能性を考える。
a 咳嗽誘発では確実性に欠ける。また喘鳴の原因を鑑別する必要がある。
b 窒息に対して上腹部圧迫を行うことがあるが、乳幼児には行わない。
c CTは被ばく量も多く、まずは胸部エックス線で確認する。
d 異物残存の有無もわかっていない状況で侵襲的な気管支鏡検査を行うことは危ない。
e 正しい。胸部エックス線撮影で肺の透過性、無気肺の有無など多くの情報を得ることができる。
正答率:65%
テーマ:ピーナッツ誤嚥の男児に行う検査
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