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101A7
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2歳の女児。右頬の腫れを主訴に来院した。生下時から頬部の腫れに気付いていた。最近になって右耳前部から頬部にかけて腫れが目立つようになってきた。皮下に境界不鮮明なびまん性の軟らかい腫瘤を触れる。この部位を穿刺すると淡黄色調の透明な液体を認めた。女児の顔の写真を別に示す。
最も考えられるのはどれか。
a
脂肪腫
b
平滑筋腫
c
リンパ管腫
d
神経線維腫
e
海綿状血管腫
解答: c
101A7の解説
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幼児にみられた右頬の腫れ。画像でも該当部分の腫大がみられている。穿刺すると淡黄色調の透明な液体を認めた、とのことでリンパ管腫が考えやすい。
a・b・d 脂肪・筋・神経は穿刺しても液体が吸引できない。
c 正しい。上記の通り。
e 海綿状血管腫を穿刺吸引すると血液が引けるはずである。
正答率:85%
テーマ:リンパ管腫の診断
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