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100I16
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38歳の女性。未経妊。5日前から続く性器出血を主訴に来院した。最終月経は7週前、月経周期は28~35日型である。2か月前に行った子宮頸部細胞診はクラスIIIaであり、精密検査で軽度異形成と診断された。妊娠反応は陽性であり、妊娠の継続を希望している。
まず行う検査はどれか。
a
経腟超音波検査
b
血中SCC測定
c
血中hCG測定
d
子宮頸部細胞診
e
子宮内膜組織診
解答: a
100I16の解説
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5日前から不正性器出血が続く38歳の女性である。2か月前に行った子宮頸部細胞診はクラスIIIaであり、精密検査で軽度異形成と診断されている。妊娠反応は陽性であり、妊娠の継続を希望している。
a 正しい。まずは経腟超音波検査にて胎嚢の有無などを確認する。
b SCCなどの腫瘍マーカーは悪性腫瘍を疑う場合に測定するものであり、軽度異形成である本例では不要である。
c 絨毛性疾患を示唆する所見に乏しく、まず行う検査ではない。なお、妊娠を疑う場合は、尿中hCGを測定すべきである。
d 2か月前に施行しており、再検査は必要ない。
e 妊娠反応陽性であり、子宮内膜組織診を行うべきではない。
正答率:56%
テーマ:頸部の軽度異形成を伴う妊娠の検査
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