100G48

関節軟骨の加齢変化はどれか。
硝子様軟骨の菲薄化
細胞数の増加
弾性線維の減少
II型コラーゲンの増加
プロテオグリカンの増加

解答: a

100G48の解説

関節軟骨は、関節面を覆っている硝子軟骨である。コラーゲンとプロテオグリカンが主成分であり、わずかながら軟骨細胞が存在する。血管や神経はないので一度損傷するともとには戻らず、分裂もしない。加齢によってこの硝子軟骨が摩耗されていくことで変形性関節炎を起こす。
a 正しい。加齢と共に菲薄化するが、再生されるわけではない。
b 主成分はコラーゲンとプロテオグリカンである。わずかに存在する細胞も増殖はしない。
c 弾性線維を多く含むのは弾性軟骨である。
d 関節軟骨に多く含まれるコラーゲンはII型コラーゲンであるが、加齢変化では不変である。
e コラーゲン同様、加齢変化では不変である。

正答率:76%

テーマ:関節軟骨の加齢変化

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