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100F43
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28歳の女性。帯下の増加を主訴に来院した。内診と細胞診とを行った後、コルポスコピィを施行した。酢酸加工後のコルポスコピィ写真を別に示す。
最も考えられるのはどれか。
a
トリコモナス腟炎
b
クラミジア頸管炎
c
上皮内癌
d
浸潤扁平上皮癌
e
浸潤腺癌
解答: c
100F43の解説
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帯下の増加がある28歳の女性である。酢酸加工後のコルポスコピィ写真にて、モザイク状の白色上皮と赤色斑がみられ、上皮内癌の診断となる。
a・b 炎症症状に乏しく、コルポスコピィにて異常所見は認められないはずであるため、本例とは臨床像が異なる。
c 正しい。上記の通り。
d・e 浸潤扁平上皮癌や浸潤腺癌では、膨隆した上皮や増殖血管、上皮の壊死像などがみられるはずであり、画像所見から否定的である。
正答率:79%
テーマ:上皮内癌の診断
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