100E25

臨床検査におけるパニック値はどれか。
ヘモグロビン9.8g/dL
血小板8.3万/μL
空腹時血糖70mg/dL
総コレステロール320mg/dL
血清カリウム7.0mEq/L

解答: e

100E25の解説

a ヘモグロビン9.8g/dLは低値だが、輸血を要するほど低くはない。
b 正常値の半分程度であるが、一般に血小板は出血傾向がなければ慌てることはない。
c 空腹時血糖70mg/dLは低値だが、低血糖発作を起こすほど低くはない。
d 総コレステロール320mg/dLは高値だが、緊急性はない。一般にコレステロールの値で生命の危険は伴わないためパニック値は存在しない。
e 正しい。血清カリウム7.0mEq/Lは高値であり心室細動をきたす恐れがあるため、速やかな補正が必要である。

正答率:94%

テーマ:臨床検査におけるパニック値

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