100B57

高プロラクチン血症がみられるのはどれか。(編注:cは現在あまり用いられない名称である)
Chiari-Frommel症候群
Kallmann症候群
Laurence-Moon-Biedl症候群
McCune-Albright症候群
Sheehan症候群

解答: a

100B57の解説

a 正しい。分娩後にもPRL高値が持続するのがChiari-Frommel症候群である。
b Kallmann症候群では嗅覚と性腺の機能低下をみるも、PRLは不変。
c 現在はLaurence-Moon症候群と、Bardet-Biedl症候群とに概念が分離している。いずれにせよPRLは不変。
d McCune-Albright症候群は思春期早発症の1つ。卵巣性の病態であり、PRLは不変。
e Sheehan症候群は分娩後の大量出血等に続発する下垂体前葉機能低下症。PRLは低下する。

正答率:61%

テーマ:高プロラクチン血症をみる症候群

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