子宮の自律神経支配を見ると、交感神経刺激で子宮収縮、副交感神経刺激で子宮弛緩と書かれている文献があります。
塩酸リトドリンは交感神経刺激によって子宮収縮を抑制しますが、文献の記載と辻褄が合わないように思えます。
そもそもの自立神経支配の理解が出来ていないのか、詳しい方ご教授お願い致します。
仰せの文献を提示いただけると議論がしやすいかと思います。
(書籍ですと手元にない可能性が高いため、著作法ルールに留意の上、オンラインリンクの形でお願いします)
子宮の平滑筋は通常の平滑筋と同じように自律神経に支配されていて
アドレナリンを用いる交感神経刺激の中で
平滑筋の収縮作用があるのはアドレナリンα1への刺激、
平滑筋の弛緩作用があるのはアドレナリンβ2とβ3受容体への刺激です。
塩酸リトドリンはアドレナリンβ2刺激薬ですので子宮平滑筋が弛緩するという事で問題ないかと思います。。
副交感神経刺激で子宮が弛緩するとなると平滑筋以外の作用の可能性が高いですがどのような機序なのでしょうか。
自分も気になります。
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