いつもお世話になっております。
あたらしい基礎医学CHAPTER5のテキストの記載についての質問です。P.98のBでは、可逆阻害は最終的には正常時と同等のパフォーマンスができると書いてあり、図もVmaxに近い値までになっているのですが、P.100の4ポチ目の話では非競合阻害では、Vmaxは低下すると書いてあります。非競合阻害は可逆阻害に分類されると思うのですが、不可逆阻害≒非競合阻害と考えても良いのでしょうか?どなたか教えていただけるとありがたいです。
私もこの部分について気になっており、たいきっくさんのフォーラムへの投稿を機に調べてみたのですが、どうやら不可逆的阻害はミカエリスメンテン式に準じるものではなさそうです。あくまでミカエリスメンテン式における解析が有効なのは可逆阻害(ここでは競合阻害、非競合阻害、不競合阻害、混合阻害を含む)であるという結果が得られました。おそらくp98の図は正常、競合阻害、非競合阻害の三項目において分けられるものではないでしょうか?
当方も未熟故、間違った回答をしているかもしれませんが取り急ぎの解釈と、参考にしたホームページのURLを添付させていただきます。
https://www.wikiwand.com/ja/酵素反応速度論#/ミカエリス-メンテン式の線形プロット
・非競合阻害は可逆阻害の1つ。
・すべての可逆阻害が98ページBのような曲線をとるわけではない。
・その例外が非競合阻害。
↑と押さえてください。
今講義動画を確認したら、98ページBの2ポチ目に手書きで「特に競合阻害」と板書しているようです。
これだけでは少しわかりにくかったかもしれませんので、2020基礎医学では「※非競合阻害は速度が正常に復さない。」とテロップで強調しておきます。
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