いつもお世話になっております。
内分泌代謝のテキストの内容についてです。
穂澄先生の説明では
Ch2 26ページの先端巨大症では、
GHが活性化ビタミンDを上昇させて、尿中Caが増えて尿路結石となる。
Ch5 80ページのCushing症候群では、
活性化ビタミンDがステロイドと競合して活性化ビタミンD作用が低下するため血中Caが減り尿中へのCaが増える。とのことでした。
2つが矛盾しているように思えて分からなかったので質問させていただきました。これらは絶対こうというものではなく臨機応変に色々な場合があると考えるべきなのでしょうか?
回答失礼します。
少しゆきだるまさんの質問の趣旨とずれるのですが、GHはそもそもCaの再吸収を抑えるようです。確かに活性化ビタミンDによってCaは上昇するのですが、GHによって結局再吸収は抑えられてしまうので、最終的には血中のCa濃度は変化しないようです。
そう考えると活性化ビタミンDで増えたCaは尿路に行ってしまうと考えられるので、尿路結石になるのではないでしょうか?
一つ参考になればと思います。
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