裂孔原性網膜剥離の治療について

こんにちは。裂孔原性網膜剥離の臨床像で、初見で見たときにe硝子体手術でも正解なのではないかと気になりました。調べてみると、硝子体に特殊なガスやシリコンオイルを入れて裂孔を塞ぐ硝子体内気体注入術だそうで、

網膜裂孔だけで、剥離が起きてない場合は
aレーザー光凝固もできる。
今回は剥離もあるので、
dやeの方がより有効と考え、どちらか1つしか選べないというのであれば、硝子体手術は牽引性網膜剥離に行う硝子体切除術という考え方もできるので、絶対に裂孔原性網膜剥離に行うであろうdを選ぶという考え方(選択肢との兼ね合い)でいいのでしょうか?

僕の頭ではこの理論しか思いつきませんでした。頭の良いみなさんに御教授願いたいです。

回答3件

  • この後詳しく調べて考えたところ、
    硝子体手術=「硝子体が原因で」網膜に穴が空いたり、網膜剥離になったりしたときに部分的に硝子体を切除し、ガスを注入して固定する手術。例:加齢性の黄斑円孔など硝子体が萎縮したためにおこる牽引性網膜剥離や硝子体出血で起きる牽引性網膜剥離。

    と頭の中に整理しておいて、
    裂孔原性で網膜が剥離した場合にはほぼ間違いなく強膜内陥術を行うという認識でいいのかなと思いました。
    ご意見お待ちしております。

  • d, e いずれも裂孔原性網膜剥離に対する治療としては正解です。
    それぞれ良い点悪い点がありますが、今回一番ポイントになっているのは年齢で、若い方(概ね50歳以下)にはdを行うことが多いです。
    この問題の場合は画像からもdの治療の痕を読み取ることができますが、国家試験レベルとしては少し難しいように思います。

  • この問題に関しては、dを行った治療痕から判断するしかないのかなってちょっと思いました。
    国試レベルでそれぞれの適応について覚えるのはしんどい気がします。

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  • 問題参照 113D24

    16歳の男子。相撲をしていて右眼を打撲し受診した。入院の上、治療を行い、右眼の視力が0.4(矯正不能)から0.3(1.2×−2.0D)となった。治療前後の眼底写真(広角撮影像)を別に示す。

    行われた治療はどれか。

    • a 抗VEGF薬硝子体注射
    • b レーザー光凝固術
    • c 光線力学的療法
    • d 強膜内陥術
    • e 硝子体手術
  • 関連トピック

    なし