お世話になっております。
2017救急特講のショックの項目で、練習問題を解いているときに疑問に思ったことがありましたので質問させていただきます。
神経原性ショックは交感神経系の遮断により徐脈になるとテキストに記載されており、そこには血管迷走神経反射や起立性低血圧も含まれています。
医師国家試験を見ても107F30や102E22では血管迷走神経反射は徐脈になると考えられています。
しかし102G47では同じく交感神経調節異常の起立性低血圧において、徐脈は起きていなくむしろ発症直後から代償性?と思われる頻脈が起きています。
そこで質問なのですが、同じ交感神経調節異常の起立性的血圧では発症直後血管迷走神経反射のように徐脈にはならず頻脈になるのでしょうか?
もしそうであるならばVVRと起立性的血圧のどのような違いからそうなるのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
起立性低血圧と一言でいっても、実はいろいろな原因があります(調べてみましょう!)。
その原因により、交感神経の代償が生きていれば頻脈となるでしょうし、代償しきれなければ神経原性ショックのような状況となります。
テキストでは「代表的な原因」の1つとしてお書きしましたが、起立性低血圧は100%神経原性ショックとなるわけではありません。
お忙しいところ解答してくださりありがとうございます。
先生のおっしゃるとおり、調べてみて起立性低血圧には色々な原因があることがわかりました。
お陰様で納得のいく理解をすることが出来ました!
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