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講義内で第1度無月経の治療薬クロミフェンの作用機序がわかりません

2つ疑問です。
第1度無月経の第一選択となる薬剤にクロミフェンとあり、エストロゲンと拮抗してGnRHを増加させるとこまではわかりました。ですが、①視床下部のLHsurge担当GnRH産生部が破壊されてLHを放出できないのに排卵が誘発される理由がわかりません。排卵はLHsurgeをうけて実行されると2.2で記載されています。
次に、②上記の理由でLHsurgeできないのでクロミフェンを使用した際はエストロゲンのみが増加して破綻出血をきたすのではないでしょうか。

回答1件

  • ①視床下部のLHsurge担当GnRH産生部が破壊されてLHを放出できない
    ☞本当にできなければクロミフェンは無効です。そのため、PCOSでもクロミフェン無効例はhMG-hCG行くのでした。が、そこまで壊れきっていない例も多いわけで、その場合に有効です。

    ②クロミフェンを使用した際はエストロゲンのみが増加して破綻出血をきたす
    ☞排卵できればプロゲステロンも出てくるはずです。排卵できなかったのであれば、一過性にエストロゲン単独で増えるかもですが、無効とわかりつつ漫然とクロミフェン使い続けることはないです。

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