内科外科呼吸器の講義にて、
過敏性肺炎において見られる初見として沈降抗体がありました。
その理由として3型アレルギーだから、とのことでしたがこれは過敏性肺炎に特異的なものなのでしょうか?
内科外科免疫の講義でも3型アレルギーのところで沈降抗体について触れられませんでしたので、疑問に思い質問させて頂きました。
よろしくお願いします。
沈降抗体に関して、以前同様の疑問を持って調べたことがあるので、自分なりの解釈を述べます。
確かに沈降反応はアレルギー検査の一つとして挙げられますが、「特異抗原に対する抗体(IgG)を検出し、原因抗原の検索を行う検査」と考えた方が良さそうです。
過敏性肺臓炎の補助診断だけでなく、ABPAに対する免疫学的検査の一つでもあるようです。
なので自分は「沈降抗体」ときたら「過敏性肺臓炎」と「ABPA」を思い浮かべるようにしています。
3型アレルギー云々の話は、3型アレルギーに関わる抗体は主としてIgGだから、という文脈でとらえるのがいいのかなあと思っています。
色々調べたんですが、結局スッキリしなかったので、詳しい方の回答が得られればそちらを参考にしてください。
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