あたらしい小児科2022 p236の熱性けいれんですが
A 単純型熱性けいれんの対応が経過観察
なものに対して
B 複雑型熱性けいれんの対応が呼吸管理とジアゼパム
となっています。
単純型に対してジアゼパム等を行うこと往々にしてあると思いますが、この表記からそう汲み取るのが少々難しいのですがどのように解釈すべきでしょうか。
また経過観察というのは、「この子は単純型だから目の前でけいれんしててもそのまま何もせず見ておく」ということでしょうか。。
熱性けいれんを考えたら、まずは観察します。
その上で、窒息などのおそれが懸念されれば医師の判断で呼吸管理が導入されることもあるでしょうし、複雑型ないしけいれん重積に至っていると判断されれば追加で投薬されることもあるでしょう。
臨床の現場は医師国家試験とは異なり、選択肢はありません。
「単純型→放置、複雑型→介入」のような白黒2択で論じるのではなく、その中間や多様性も考慮できるとよいかと思いました。
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